【さぽている育成日記】思い出を紡ぐ

靜が今までの出来事を思い出し、それを紡ぐ事により1つの詩を紡いだ。
それは、この間聞いた曲。
共存を祈り謳った詩。
誰に習う事もなく、独学で彼女は謳った。
これは凄い事だと思った。

そのご褒美というわけでもないが、近隣の村で祭りをやっていると聞いてそこへ連れて行ってやった。
はじめて、こう言う祭りにきたらしく、珍しくはしゃいでいた。
両手に一杯りんごアメとか綿菓子とか色々な食べ物を持っていたのは、ある種の可愛らしさを感じさせた。
なんだが、本当の娘を見ている気分になったというか……。