【さぽている育成日記】新たに詩を紡ぐ

色々と出歩いて、その度にいろいろな思い出を作っていったわけなんだが……。
ある時、彼女はまた1つの詩を紡いだ。

それは、この前紡いだ共存を祈り謳った詩のような心温まるようなものではなく
敵を倒すべく、極められた詩。
「これで、父上の戦闘に役立つことができるよ」
と彼女は嬉しそうに言ったが……。
できれば、心温まる歌の方がいいんだがな……。

【さぽている育成日記】夜店に行く

近所に夜店街が出来ていた。
とりあえず、外出したがっていた靜を連れて行ってみた。
やはりというかなんというか、食べ物系の屋台をほぼ制覇していたような気がするんだが……。
でもその最中に、料理用のエプロンに目が行っていたのは、料理にも興味があるという事なのか?

それはそうと、神社の物置にとんでもないものが一杯あったような気がしたのだが、ここはどこの異世界だ?

【さぽている育成日記】暑い夏の日の昼下がり

クーラーなる文明の利器は、我が家にはない。
扇風機や団扇があれば十分。
しかし、人に扇いでもらうのは、案外気持ち良いものなのだなぁと実感してしまう。

そのあと、敏感力を高めるレッスンをしていたようだが、何かと苦手らしい。
……がんばれ。

【さぽている育成日記】実は意外と……。

本日もまた、せがまれて外出する事にする。
午前はプールでまったりとする。
休憩中に買ってやったアイスを一気に食べた所為か、靜が頭を抑えてうなっていた。
ふむ、なんで一気にに食べるのだろうか?

午後はまったりとしつつ、喫茶店で話をする。
途中ハート型をしたストローでいっしょにジュースを飲まされたのは、物凄く恥ずかしかった。
ちかくに同僚がいなかっただけでもよしとする。
で、その喫茶店でやっていた大食い選手権に靜が参加したのだが……。
どういうわけか優勝してしまった。
しかも、圧倒的な差で。
前から疑問に思っていて、今日のプールでそれが確信に近付き、そしてこの大会で決定打となったことがある。
それは、靜は異様に食べるスピードが速すぎるということだ。
一体いつの間に食べたのだと突っ込みを入れたくなるぐらいに。
だから、量も多く食べれるのだろうか?
それでいて、あの体系を維持できるのはある意味凄い才能だと思う。

【さぽている育成日記】デート?

靜にショッピングがしたいとせがまれる。
仕方がないので、それに付き合う事にする。
実際に買い物しなくても、展示物を見るだけでも女の子は楽しいものなんだろうか。
その途中、猫の大群がいきなり襲い掛かってきたのにはビックリした。
なんでも、猫と遊びたいがために、靜がマタタビを懐に忍ばせていたらしかった。
おかげで、猫の集中砲火を受けていた。
合掌。

そのあと、学校に行ってみたいといってきたので、実際に連れて行ってやる。
そこで、生徒がやっていたスポーツを羨ましそうに見ていたのだが、やってみたかったのだろうか?