役割を演じる

 ふと、会社の後輩から言われた事。「(本名につき《完全偽装》)さんって、普段喋る時の声と電話で応対する時の声って全然違いますよね。人格もちょっと違いますし、ひょっとして猫被ってません?」普段のオレの事をどう見ているのか非常に突っ込みたくなる言葉だが、家帰ってからよくよく考えてみるとちょっと面白いと思った。「人格も違いますし、ひょっとして猫被ってません?」ということはつまり、相手先には会社でのオレという人格を見せるのではなく、それよりもよく見せかけるために『いいひと』ぷりという役割(ロール)を演じている(プレイング)という事にはなりゃしないだろうかと。だとしたら、これも一種のTRPGなのかなぁと思ってみたりするのですが、いやちょっと話が飛躍しすぎてますね(笑)
 けど、会社でのオレ*1も普段家にいる時のオレ*2を覆い隠す為の人格だったりしますが、役割を演じているキャラがさらに役割を演じる事はなんていうのだろうかなぁ?(笑)
 まぁ、電話応対とかで人格変えているというのはもはや一種の職業病に近いものがありますな。前の職場での仕事が電話でのユーザーサポートで、しかもパソコンすら扱ったことがない初心者さんや高齢の方がユーザーに多かったので、そういう方々の反応にある意味耐えなければいけないので、平静でいられるような人格を作り上げて対処した覚えがあります。*3そういうことを繰り返し繰り返し続けてた所為か、それがパピ・ヨーンな快感に比較的ヤバイ状況に陥った事がありましたけどね(´▽`;) *4まぁ、オレも比較的感化されやすい所もありまして、相手が博多弁で喋ってると、自然とこちらもそれに近いニュアンスで話していたり、M○●NからN◎VAに移った当初から電話での応対は標準語で話していたり、N◎VAで生活して4年近くたって普段の生活言語から関西弁がすっかり抜け落ちていたり、それなのに実家に戻ると関西弁が復活していたり、これらが全て無意識下で演じてるとなるとかなり凄いものがあるなぁと思った次第で(笑) まぁ、さっきも言ったとおり感化されやすいだけなんでしょうけどね(笑)*5
 もし、不通にTRPGやっていてロールプレイが苦手だなぁとか思っている人がいれば、普段の何気ない行動を思い出してみれば、何かきっかけが見つかるかもしれませんよ。

*1:優秀かどうかはともかく<クグツ:さらりまん>相当

*2:ロリで黒髪おかっぱ巫女和服スキーという犯罪者一歩手前

*3:その他にも、怖い人用やマダムキラー(笑)用とか

*4:それが前の会社を辞める原因の一つにもなりました

*5:でも、関西人エフェクトとしての阪神ファン近鉄ファン(今更かよっ!!)でアンチ巨人、そして納豆は人類の敵までは失っていませんが