【さぽている育成日記】毎度恒例の

靜が新しい服を作ったとかで、そのお披露目。
「で、今回は……じゃぁ〜ん!!なんとメイド服なんだよっ!!ねぇねぇどうかなぁ?」
と相変わらずのお日様のような笑顔を浮かべたままで言ってくる。
「そ…それは……?」
こっちもこっちで相変わらずあっけに取られていると
「ん〜おかしいなぁ……。お仕事でお金持ちの人のお屋敷に行った時にメイドさん見かけると鼻の下伸ばしてたり、一緒に喫茶店に行った時に店員さんのメイド服姿を見ていると鼻の下を伸ばしてたり、この間父上のお部屋掃除して見かけたエッチな本にメイドさん姿の人がいたりしたから、もっと喜ぶと思ったんだけどな……」
と小首をひねりながら、うんうんと唸っています。
いやいや、そういうわけではなくてというか何を言っていますのやら、この娘さんは……。
というか、あの本は見つからないように念入りに隠したはずなんだが……、どうやって見つけたのだろうか?
「えとね、乙女の感。あと、エッチな本は焼却処分にしちゃいましたぁ〜(はぁと)」
と観音様のような微笑みでおっしゃられています。
嗚呼、その笑みが怖い。
そしてますます父親の威厳が……orz