【さぽている育成日記】新たなる詩を紡ぐ

彼女が立て続けに、詩を紡いだ。
一つは、子守唄
望まぬ力を持った少女とその少女を護る少年との悲しいお話。

今ひとつは……。
読経?……いや祝詞か?
魔を封じる宿命を背負った巫女が岩戸の前で魔を封じる為に舞い踊るお話。


一つ目の詩は実にいい詩だと思う。
少女の悲しいまでの宿命とその少女を護るために己の命をかけた少年の決意がありありと目の前で連想させられるというか。
何よりも、全てヒュムノスで謳われてるというのが素晴らしい。


で、二つ目は、どっからど浮きいても読経……いや、これは言い方が悪いか。
祝詞をあげてるとしか言いようが無いのだけど……。
「こういう神楽っぽい曲って、父上好きなんでしょ?巫女さんが好きなぐらいだし」
好きと言えば好きだけど、巫女好きと神楽好きは関係ないと思うのだが……?