ガンダムSEED DESTINY第48話「新世界へ」

議長、連合から徴収した新しいおもちゃレクイエムを使って遊ぶ世界に新たな道を示す。しかしまぁ、あの政府広報には色々と吹いた(笑)んでもって、珍しいことにあのアホな元主役(ただし声優には罪がない)のシンが珍しく本当に悩んでいた。今の議長のとった道は正しいのか と。だけど、ギル様親衛隊の第一の教導者のレイが『オレは死ぬ!!だがこの瞬間に悔いはないっ!それが男の生き様というもの!!』といって、自分の命が短いことを見せ付けて、それをダシにして、シンへの洗脳を更に強固なものしてしまう。それを尻目に、われらがオーブの姫君様はより一層に御成長あそばれた。「かつてウズミ代表は連合の侵攻に際して『人としての精神への侵略』という言葉を使われた。これはそれよりもなお悪い! オーブの理念、なんとしても守り抜く。それが必ずや、全てを守ることになる」おおぅ、本当に立派になったなぁ。中盤のヘタレ気味が嘘のようだよ。そんな彼女を、議長もよく頑張っているなぁと温かい目で見守っているし。だけど、そんなカガリの尻馬に確固たる意志も無いまま乗った、大西洋連邦の大統領に対しては、嘲りの笑いを浮かべる。「コープランドも大変だな。彼女のように頑張ることも出来ないのに、一国のリーダーなどやらねばならんとは」そういって、スネオから取り上げたおもちゃで遊ぶジャイアンの如く、レクイエムを大西洋連邦の基地があるアルザッヘルに向けて放つ。あぁ、陳腐な悪役に成り果てたなぁ、議長。で、その話を聞いたシンは動揺するも、レイにまた洗脳を施され、一方のアスランたちは、完全に議長を敵として認定して打ちに行くと決めたところでおしまい。なんだか、残りが後2話と思えないほどグテグテな脚本だなぁ。OP前のシーンもプチ総集編で大部分費やしてたし。ホントきちんと終わるのかねぇ、コレ?